top of page

中 間 育 成

​「あこや稚貝の中間育成技術」省力化  平均化  斃死対策

※ 初期段階からサイズを揃える事により、貝自らの移動拡散嗜好の助長に繋がり、成長効率が高くなる。

篭網防汚=網への付着防止​

付着器を芯として付着拡散

貝自ら立体的に移動拡散

成長差により大小混在

大サイズの貝から移動拡散

貝自らの移動拡散で平均化

貝同士の付着による変形防止

高密度飼育の弊害防止

「硬度=安定感」の異なる付着器と「防汚」収容器との組み合わせで、貝自らの移動拡散嗜好(成長に伴いより安定した付着基盤を求め移動拡散)助長し、6月~9月の水温上昇期及び高水温時期に重なる分殖作業=ストレスとなる剥離採集作業を不要とする事で、懸案の高水温時の中間育成稚貝の斃死リスクを大きく軽減、加えて分殖作業の「省力化=挿核作業と重なる繁忙期」、同一サイズの稚貝が自ら移動拡散=揃う事により、サイズ混在に比べ、高い生産効率が期待出来る。

工事中

収容器の網篭防汚処理➡通水長期確保➡収容網篭内面への移動拡散困難➡付着器を芯とした種苗貝の強制付着➡成長に伴い付着器上で自ら移動拡散➡7~9月の高水温時期の分殖操作を無くす事による斃死軽減+省力化+平均化

中間育成種苗へのフジツボ(付着基盤の選択性あり)付着防御

「付着嗜好」付着生物の付着要因である「付着流速」と「基質表面」
①「付着流速」付着時期にあるフジツボ浮遊幼生が付着基盤に付着する際、好適付着流速が存在する。
②「基質表面」フジツボ、イガイ等の蛋白質由来の生物は付着基質表面の微生物フィルム形成が要件となる。
③「基質形状」
粘着ホヤ、複合ホヤ等は平滑性を好む付着嗜好が認められる。

bottom of page